2018年6月16日土曜日

マイコン開発ツール  #1 AVR編

機能デバイスとして組み込み型ワンチップマイコンは広く応用されています。

ARM Cortex など 32bit 64bitなど高性能な組み込みマイコンも登場し機能/性能の進歩が止まりませんが、そんな世の中でもまだまだ4bit 8bitマイコンも健在です。

普段は小規模な開発に機能ピンが少なくてよければ ATTiny13A,  入出力ピンが多く必要であればATTiny2313を使っています。
プログラムサイズはそれぞれ1K/2Kと少ないので、プログラムが大きくなりそうな場合はATtiny85が便利です。特に I2C通信を行う場合は、機能ピンの数よりもプログラムサイズが大きくなる傾向がありますので、8KbyteのFlashROMにはアドバンテージがあります。

この便利なATTiny85ですが、ATMEL社がMicrochip Technology Incに買収され後の開発ツールの供給体制が変化し入手が困難なようです。
また、PalmDreamsでは、試作書き込みは、ATMEL STK-500/600を使っていますが、Pin数の違うAVRの書き込みは配線を変えなければならずなかなか不便なので、Fusebit 書き換えなどパラレル高電圧書き込み専用機にしてありますので、
量産時の書き込み機は専用機を自作しています。

自作とはいえこれまでのホビィスト、一部マニアの膨大なのソフト資産のおかげで開発ツールすらAVRマイコンで構築する方法が公開されていますから 大した作業ではありません。 部品集めとはんだ付け作業しか行っていません。

参照したサイトは
ht tps://create.arduino.cc/projecthub/arjun/programming-attiny85-with-arduino-uno-afb829です。

使用したのはArduino UNO R3 クローンと Prototype shild (プロトタイプシールド Arduinoに装着する自作用穴あき基板)に 8pin DIPのICソケットを搭載しています。
これで 書き込み体制は整いました


2018年6月8日金曜日

気象計測センサー その11 雷センサー 

気象センサーシリーズに 雷センサーを追加しました。
センサー自体は 秋月電子から発売されている秋月電子 雷センサー
を組み込んで屋外設置が可能なように防水構造になっています。

このセンサーモジュールは非常に小さく動作電圧3Vとバッテリで動作しますから携帯型にも固定設置型でもいろいろ応用できそうです。


屋外設置した場合は、屋内に多数ある電子、電気機器が発する電気的なノイズの影響を受けにくくなり、特に電灯のON/OFF、掃除機のモーター、サーモスタットなどの電磁波ノイズの発生源から距離をとることで人工ノイズによる誤検出を大幅に低減できるようです。

センサーケースはアンテナ部を樹脂製のキャップで覆い、センサーチップ部分は金属製で囲むことで電磁シールド効果を持たせるような構造です。
また半透明樹脂部にはLEDを組み込んでありますので、雷検出時にLEDもピカピカ光ります。 夜なら見てると面白いかもしれません。


実物は後ほど..








2018年6月5日火曜日

気象計測センサー ⑩マルチセンサー ノードコントローラ

気象センサー ノードコントローラのソフト開発も大体終わりましたので、基板制作に入ります。

ここで問題が発覚.. 入るのか?   入らないのか?

多層基板は作れませんのでせいぜい両面基板で何とかしなければなりません。


ラグチューキーパー Ragchew keeper rev4.3 復刻予定版 その⑤

 自動配線と ベタGND の配置が終わりました。 配線ルールは0.7mmです。 0.8mmでは自動配線が完了せずにジャンパーが数本残ってしまいました。 あとは削ってみてどうかといったところです。