2020年3月31日火曜日

これは屋外使用を前提としたパソコンラックです。 (フレームというべきか)









 オフィスでの使用を前提とした

ノートパソコンやデスクトップPCは、屋外で使用する場合は、突然の雨や雪、夜間の霜や露など使用環境が違いすぎてなかなか使用しにくいものです。

特に、電源の確保や夜間の露、風による砂塵どれもパソコンにとっては大敵です。

本製品は、アイリスオーヤマ社製RVボックスに収めることで屋外環境に耐え、パソコンやバッテリ、周辺機器/器材をコンパクトに収納でき<
配線もあらかじめ済ませておくことで、配線などの面倒な準備作業もなく設置してすぐにパソコンを使用することができます。

現在の仕様は
 1)パソコン TOSHIBA EQUIUMシリーズ (Windows 10 64bit) SSD 480GByte
 2) バッテリ 40B19L  自動車用 メンテナンスフリー鉛バッテリ 12V
 3) DC-DCコンバータ  12V-->19V (5A) PC用
 4) DC/AC (正弦波インバータ) max 500W
 5)バッテリ充電器 AC100V 自動車用バッテリ充電器 トリクル充電可能
 6)シガーソケット 3口
 7)3極 ACコンセント サージプロテクタ付き 5 口(くち)
 8)USB GPS
 9)USB -Wifi アダプタ (WiMAX接続可)
 10)USB IRリモコン送信機 周辺機器操作用

上記をコンパクトに収納可能です。

フレームは鉄のLアングル 各ユニットは タイダウンベルトで固定しますので
ある程度自由度があります。

重いのでキャスターはつけてありますが バッテリやパソコンなど20kg近い重量がありますので、腰を痛めないよう注意してください。

当方は、天体観測時のオートガイドやその場でのスタック処理 天体の自動導入に使用しています。
一晩の観測はバッテリ動作が可能ですが上記の構成であれば充電しながらの使用も可能です。

 ノートPCを車中に置いて、Wifi接続しリモートデスクトップで観測と撮影のほぼすべての操作が可能です。快適です...が 自動導入時は鏡胴が三脚にあたる可能性もあるのでやめておいたほうが良いです。
導入スピードが速いと導入時に鏡胴が当たらないかヒヤヒヤします。 Hi

このラックは受注生産になり納期2か月ほどになります。

組み合わせる周辺機器は用途により変わりますのでお問い合わせください。
お問い合わせは service@palm-dreams.comまで


2019年2月19日火曜日

CNC レーザー加工機

PCB基板試作を自動化できないか試行錯誤した結果 Arduinoで動作するCNC加工機が導入しやすいという判断に至りました。

一般的に基板試作は、

1) 回路図作成
2) PCBパターン図作成
3) 焼き付け
4) エッチング または ミリング
5) ドリリング
6) PCB外形加工
7) 部品実装
大まかに上記の手順を踏むことになりますが
3)~6)の工程のほとんどをCNCによる加工で再現性の良い基板が試作できます。

ただし難点はCNC加工時のヘッドがレーザー光による場合とモータ・スピンドルによる切削や穴開けなど場合により加工ヘッドが異なります。

今回は試しにモーターヘッドにレーザー加工ヘッドを同時搭載可能なアタッチメントを3Dプリンタで試作してみました。
はてさてどうなることか..

2018年11月30日金曜日

Eマウント用 コマコレクタ レンズセル

赤外カットフィルターを外した一眼レフをニュートン式望遠鏡に取り付けると イメージセンサーが外気にさらされます。

そして風などで舞い上がった花粉、微細粉塵によりイメージセンサの表面に付着することになります。
適切なクリーニングでこれらは取り除くことができますが、根本的にカメラのイメージセンサを保護する方法として、コマコレクタと兼用した保護レンズをTマウントアダプタ内に装着できるレンズセルを3Dプリンタで造形してみました。

レンズはKENKO製 AC CLOSE-UP LENS No3,No4,No5 49.0s用です。
もともとは 接写用のクローズアップレンズですがこのレンズを流用することで、短焦点望遠鏡の特性として良く知られている周辺部の星像に現れる彗星の尾のような像(コマ収差)を点像に補正することができます。 コマコレクターレンズと呼ばれているようです。

材質は黒色ABSでマウントアダプタ内の内径が46mm以上あれば取り付けることができます。 樹脂製ですからタワミながらレンズを保持するのでレンズに不要な応力がかかりません。

クローズアップレンズは お手持ちの光学系にと組み合わせて調整する楽しみ方もありますね。

判りにくいですがイメージセンサーの前にレンズがあります。このためイメージセンサが直接外気にさらされません。




2018年11月22日木曜日

PCB基板試作用卓上CNC アクセサリ その四 PCB ドリル加工用アダプタ MABUCHI RS-380モーター用

CNCで加工する場合 PCBなど基板の穴加工にはφ0.4~1.5mmの極細ドリルでの加工がほとんどで、たくさんの穴加工を正確に行う必要があります。ピンヘッダーのコネクタ たとえばハーフピッチの千鳥 80Pとか...ボール盤での加工でも大変です。

卓上CNCはこれら極細ドリルを直接取り付けることはできないので 軸付ドリルを使用することになりますが軸付半月ドリルは存在しないようです。

そこでDCモーターRS-380モーターを取り付けることができるアダプタを作ってみました。

動作電圧は12Vではないので 途中にDC-DC変換小基板が必要ですが、使用してみるとそこそこいけます。

精度も高そうですしモーターは模型用ですから入手は容易で壊れても交換が簡単且つ低コストで運用できますし、ドリルも軸付より安価ですのでこちらも低コスト。

頒布予定ですのでこの機会にどうぞ..




2018年11月14日水曜日

PCB基板試作用卓上CNC アクセサリ その参 レーザーヘッドアダプタ

現在市販されているArduino ベースの卓上CNCには、エンドミルを使用した機械切削とレーザーヘッドを使用した熱による加工に二分されているようです。

今回はレーザー光による加工を行うための レーザーヘッドアダプタを作成しましたので紹介いたします。

今回はPCB基板のレーザーエッチングを可能にするため500-2000mWの出力を持つ赤色もしくは青色レーザなどレーザー加工を行える下限(しかし安価)のレーザーヘッドモジュールで、大手通販サイトでも取り扱いがあるようです。
仕様
1) レーザーモジュール径Φ12mm
2) 27x22x36mmのヒートシンク付き


また熱によるレーザーヘッドの寿命劣化対策として30mm角のFANを装着できます。
装着にはM3の樹脂スペーサを使用することを想定しています。

使用方法としてはCNC GRBLでは一般的な42Φのミリングモーターホルダに装着できます。モーター軸センターとレーザー軸センターは設計上は一致させていますが、3Dプリンタの造形精度に依存するのですが、0.2mm以内には収まっているはずです。

装着にあたっては、GRBL1.1の場合はモーター出力(PWM)と、レーザーヘッド出力はそれぞれの用途別のコネクタから出力されますから独立した配線が別途必要になります。




2018年11月12日月曜日

PCB基板試作用卓上CNC  その壱

CNCによる基板試作方法はすでに先駆者が残した沢山の情報がネット上にあり取捨選択に迷うほどですが、ここではそれらを土台にしていくつか改造を試みましたのでご紹介いたします。

そもそもPCB基板とは..

紙フェノール(ベークライト)やガラスエポキシ製の板に銅箔を貼り付けたものですが、回路の配線が基板上に配線することにより、組み立ての容易さ、品質の安定化、省スペース化などが現在でもその製造方法が日々進化しています。このようにPCB基板は量産化技術であるため、小ロット多品種生産には向かないのは現時点でも変わりません。
しかし現在では、卓上CNCの登場により、基板への銅箔配線の加工を再現性良く自動化することができるようになり小ロットの基板試作が容易になりました。


ということでE-CADに回路を入力すると、回路基板を<<安価に>>試作できる便利な世の中になったわけです。

..ということで一般的な組み立て使用方法に関してはすでに多数の良いサイトがありますからそちらを参照していただくとしてここでは基板CNC加工を行う上で必要になるArduino based CNCの改造ポイントを重点的に説明していきたいと思います。




ハード偏

CNCべースマシンは Grbl0.9-1.1 CNC-xxxxで ステージの広さにより 1610,2417,2418,3018,3020 バリエーションがありますが、どれも似たような構造で ミスミHFSアルミフレームと同形状のパイプを組み合わせて組み立てるタイプになります。

組み立て時の注意点としては、使用目的をPCBの銅パターン切削を行う場合を考慮するとはX-Y軸の水平面精度が0.1mm単位で必要ですので 定盤がベストですが一般家庭で定盤を所有しているのは稀でしょうから平らなテーブルできればガラス天板テーブルが必要になります。 また水平面に対するZ軸の平行精度も同様です。



フレームの直交、水平精度は重要ですから構造を良く確かめ精度を高める工夫が必要です。
特にアルミフレームの長さは両端面を突き当てて使用する部材などは長さを1/100mm程度まで追い込む追加工が必要になります。

キットの部品加工精度のバラツキはあるものとの前提で作業を進めます。
尚、金属製のL金尺 1/100mm ノギス マイクロメーター(シム制作に必要)はないと相当不便な思いをします。 シンワや世界のミツトヨ製が良いでしょう。