2021年7月3日土曜日

ラグチューキーパー Ragchew keeper rev4.3 復刻予定版 その⑤

 自動配線と ベタGND の配置が終わりました。 配線ルールは0.7mmです。

0.8mmでは自動配線が完了せずにジャンパーが数本残ってしまいました。

あとは削ってみてどうかといったところです。





ラグチューキーパー  keeper rev4.3 復刻予定版 その④

 90mm x 56mmの基板に配置してみました。

今回はCNCルーターで仕上げようと思うのでパターン幅は0.5mm

すこし余裕を持たせた部品レイアウトです。レーザーエッチング品なら0.25mm以下が狙えますので、基板サイズを半減することができますが、手差し、手はんだするので相当面倒なことになりますので まずはこのサイズから


ラッツネストはこんな感じ。



ラグチューキーパー Ragchew keeper rev4.3 復刻予定版 その③

 ラグチューキーパーのネットリストと フットプリントの割り付けが終わりました。

今回は 90x56mmのFR-4基板を使います。


KiCADのライブラリは表面実装品は充実していますが、手差しスルーホール部品はあまり充実しいません。

この場合、既存のライブラリから、ライブラリの該当部品だけエクスポート/インポートし、

ピン番号やピン属性を変更すると新規部品ライブラリの作成が楽です。


最終的には、よく使う部品は自分オリジナルのライブラリに登録されていくためどんどん作業効率は向上します。

この辺はEagle-CADと同じ。 最初だけちょっと面倒

今回は DTC114 ROHMとL7805の TO-92パッケージを登録しました。

これをしないとスルホール品と表面実装のピン割り付けが異なるので、ランドとスルホール品のピン番号が正しい位置になりません。 

まあ、手差しなのでラジペンでリードを加工して何とかなるわけですが...

逆に表面実装品だと何とかならないほうが多いかな..




2021年7月1日木曜日

ラグチューキーパー Ragchew keeper rev4.3 復刻予定版 その②

 なかなか時間が取れず 進んでいなかった「ラグチュー キーパー」ですが、


E-CAD , CAD,CAM のワークフローをすべて入れ替えた新環境でリリースする予定です。

以前の開発環境は Eagleで 回路図を作成して、自動配線もEagle CAD/CAMデータもEagleのアドインソフトで作成しデータを出力していたのですが、CAD/CAMの細かい調整ができないことと図面の分割、基板サイズの制限があり開発環境を見直しました。


現在の開発環境は

KiCADで回路図を作成し、Freeroutingで自動配線、Flatcamで CAD/CAMを行い

GRBLで切削または レーザー光によるパターン描画後エッチングする方法を採用しています。

それぞれのステージでデータの受け渡しする手間は増えましたが、細かな調整ができるので

結果歩留まりが向上しました。 まだ慣れていないのですがこの環境には満足しており当面はこの構成で行きたいと思います。


ということで少し時間に余裕でできたので ラグチューキーパー再始動です。

まずは回路図をEagleからKiCadに移植しました。 自動インポートである程度回路を引継ぎ

うまく変換できなかった部分を手作業で修正しました。

つぎはパターン設計です。

KiCADはここ https://www.kicad.org/


回路図はここ

https://drive.google.com/drive/folders/10ioFJKxUWGyfTmgy3rSbHPaqp1Ef9fIa?usp=sharing


KiCAD版に入れ替えています。 基板とソフトウェア レビジョンは4.3

少し新機能が追加されています。 詳細は後ほど


2021年3月15日月曜日

KiCAD 事始め:始まり


 


先週から 回路や試作基板の設計ツールとしてKiCADを導入しています。 実は以前 のKiCAD Ver4の時に検討したのですが、あまりの使い勝手の悪さで、放置したことがありました。しかし取引先からのVer5が意外と良いという評判と相対的にAutodeskに買収されて自由度を失ったEagleの補完という位置づけで今後はKiCADによる基板試作を行うことになります。これからしばらくはKiCADによる基板制作までの作業について投稿していきます。

このシリーズでは、Eagleの資産の継承も含めて、KiCADのインポート機能を使いEagleライブラリを変換しつつ、躓いた事とその解決方法など自分用メモとして記録していきます。

とりあえず使用してみて感じたことは、UIやショートカットに慣れればそれなりに使える(といってもまだ使い込んでいないのであくまでも個人的な感想)事が判りました。


ただし、単に慣れていないだけかもしれませんが、部品がストレスなく選択できなかったりまだまだEagleの使いよさには届かない部分を感じることが執筆時の現行バージョン5.1.9にはあります。 この辺りは使用者の感じ方で評価が分かれるかもしれません。

さて、EagleとKiCADの大きな違いはライブラリ管理です。

大まかな電子部品はライブラリに登録されていますが、基板設計を行う場合は、ユーザー定義ライブラリの作成は、ほぼ必須ですが、この管理概念というか思想が異なります。

Eagleの場合は、シンボルとフットプリントを作成した後、

部品の多様性に対応するためにデバイスという概念でパッケージとパッドを関連付けます。

例えばICなど同じシンボルで同じ機能を持ってもパッケージがDIP ,SOP,QFPなど多様性がありピン割り付けも異なる場合がありますが、Eagleはこれをデバイスという概念で一つのオブジェクト(この辺はソフトウェアのオブジェクト指向に概念が近い)にまとめられています。

したがって最初にシンボル、パッケージ、パッド(フットプリント)の整合性のとれたデバイスが必要ですし、回路図を描く際に実装タイプ(表面実装かスルーホール)と部品外形を考慮してデバイスを選び描く必要があります。

これに対してKiCADはライブラリにシンボルさえあればとりあえず回路図は引けます。そして回路図完成後にパッケージとパッドの整合の取れたライブラリを関連付けることになります。

一見回路図が最初に描けるのはメリットに見えるかもしれませんが、シンボルのピンアサイン名(番号)とパッド(フットプリント)の番号を完全に一致させなければいけません。

これは ピンアサイン名を自由に変更できないという制約につながります。またライブラリ管理が煩雑です。

また 回路図作成時にどのような部品を載せるのか 例えば表面実装品、ラジアル部品、サイズ、抵抗のW数、ケミコンのサイズなどは必ず意識はするはずですので回路図だけ先に描けることが必ずしもメリットにはなりません。

このように一長一短はあるもののこのあたりが大きな思想の違いに感じました。

ただ KiCADはCERN(欧州素粒子原子核研究機構)が開発に参加しているため今後の機能改善とメンテナンスが期待できます。

ところで

CADの使い勝手以前に

この基板サイズにこの部品..実装できるのか?

うーん... 基板面積 足りてる? 足りているような 足りていないような..







2020年9月1日火曜日

ラグチューキーパー Ragchew keeper rev4.2 復刻予定版

 以前販売していた ラグチュー キーパーの回路基板を作ってみました。


もともと少ない部品で作れるようにしてあるのですが、基板があることでさらに容易に作ることができます。

基板の空きスペースに機能拡張するための回路も組み込んであります。

ラグチュー キーパーを全く知らない方のために簡単に機能を説明すると..


無線機のマイクに外付けすることで

1) 継続的な電波の送信(無変調)の防止

2) 長い通信電文(主にラグチュー時)への警告音と時間経過後の強制スタンバイ

3) おまけでアポロ11をまねたスタンバイピー音機能

上記機能を DIP8ピンのマイコンにプログラムを書き込んであります。

アマチュア無線は単方向通信で行われる場合が多く、話が弾むとついつい送信時間は延びてしまいがちになります。このとき送信開始から一定時間を経過すると警告音が出ることで注意喚起してくれます。またスタンドマイクのON AIR スイッチの意図しない誤操作で、長時間に及ぶ無変調送信を防止する事ができます。 

動画はここ


無線機送信タイマー(ラグチューキーパー) スタンバイP 付き   その①

無線機送信タイマー(ラグチューキーパー) スタンバイP 付き   その②

2020年7月9日木曜日

HD301D1 Pi Projector 用 ケース部品

HD301D1   HD Pico Laser Projector ラズベリーパイ用のケース部品をTPU で3Dプリントしてみました。

このプロジェクタはラズベリーパイ用に販売されていますがHDMI入力ですので汎用に使えます。

KSYや秋月電子からも販売されていますが、アルミのシャーシにアクリルの簡易カバーが付いているだけで 側面の壁がありません。

ホコリが気になるのもそうですが屋外で使おうとするとやはり側面の壁はあったほうが良いだろうということで最近ハマっているTPU (熱可塑性ポリウレタン)で作ってみました。

これ印刷中に梁になっているところにサポート材を生成するのを忘れて (3Dプリンタは梁構造の印刷が苦手)いたのですが なんと20mmぐらいの梁をサポート材無しで印刷できてしまいました。
ABSフィラメントだとこうはいかない。

  TPUすごい!




2020年5月25日月曜日

熱可塑性ポリウレタン 3D プリント

PolyFlex TPU 熱可塑性ポリウレタンフィラメントを使用した3D印刷を行ってみました。

今回はT42リングのキャップをプリントしてみました。
T42リングは、T42 カメラマウントアダプタで一眼レフカメラを望遠鏡に接続する目的で使用されることか多いのですが、以前作成したTリング内にコマコレクタレンズやフィルターを組み込んだ場合、Tリングをカメラに取り付けたままΦ42mm,ネジ部から取り外すとネジ潰れやホコリの侵入が気になっていました。



TPU 熱可塑性ポリウレタンは、

高い摩耗性
低温での柔軟性 (脆化温度は-70度!)
高い耐候性 耐オゾン製
薬品や耐油性もあります。 (試しにアセトンをかけてみましたが溶けだすことはありませんでした!!)

と優れた物質特性を持ちますが

唯一 熱に弱いですが (水に浸したままレン・チンしてみましたが沸騰しても変形はしませんでいた。)

レンズキャップには十分です

折り曲げた際の復元力もよく 曲げてもほぼ元通りになりますし
引っ張っても 引きちぎれません。
イメージとしては 女性が髪をまとめる際の細いゴム(100均で売られている)
指が痛くなる位引っ張っても切れない輪ゴムの材質に似ています


このフィラメントは柔軟さを保ったまま高い寸法精度で印刷できますが、

印刷速度を落とさないとうまく印刷できない(時間コストアップ)のと、フィラメントそのものが高価なのですが つかえる素材ですね。













2020年5月19日火曜日

CNC1310 GRBL 0.9j to 1.1h バージョンアップ その3

ミーリング加工のメリットは、薬液によるエッチング工程が無いため、加工中の基板を取り外すことなく、工具を交換するだけで基板加工が完結します。

基板を取り外すことが無いため 基板取り外し後の再設置時の原点や軸アライメントが不要なため精度を保ったまま高精度な加工が可能です。
ただいま ガラスエポキシ基板のΦ1.6mmランド中心にΦ0.5mmの穴加工中

ランドの中心に加工穴が整然と開けられていきます。 DIPの穴あけは治具があっても手加工は面倒なもの 自動はいいです。

これで実力も把握できましたのでいよいよバージョンアップを行います。

でも0.9jに不満が無ければ無理にアップデートする必要性は感じません。

元に戻せることを確認してからバージョンアップを行いたいと思います。





2020年5月18日月曜日

CNC1310 GRBL 0.9j to 1.1h バージョンアップ その2

現時点のGRBLは0.9jですが動作確認と実力を知るために以前作成した
CNC3018用 拡張I/O  基板をミリング加工してみました。

絶縁幅は0.4mm  基板外形のVカットの深さは0.6mmですが、基板切り離しはダイヤモンドディスクで切断しますからケガキ線みたいな感じです。
CNCの剛性は高いようでガラスエポキシにも関わらず振動もなく切削面のきれいなV溝を刻んでくれます。ステージ寸法が130mm × 80mmしかないので小さな基板しか作れませんが
エッチング工程が省けますので短時間で基板作成が行えます。
粉っぽいですけどね。
この作業を行う場合は集塵機は必須ですよ。





2020年5月15日金曜日

CNC1310 GRBL 0.9j to 1.1h バージョンアップ その1

5000系アルミ材のパーツや試作PCB Milling用の卓上CNCですが本格稼働を前に、CNC1310本体Firmwareと制御ソフトであるGRBLcontrol(candle)のバージョンアップを行いました。

まずは本体Firmwareから行います。
もともとは ArduinoベースのGRBL0.9jがインストールされていますが、これをGRBL1.1h
にバージョンアップします。


ちなみにこのリリース以前は1.1fでしたがなぜかこの1.1fには2017/2/1版と1.1fの重大バグを取り除いた? 2017/8/1版があるようで(ソースコード改変したなら バージョン変えるべきでは 笑...) 注意が必要です。

今回は1.1fは使用しないで1.1hに変更します。重大な不具合の修正とありますから適用しておいたほうがいいでしょう。更新後のリポートは後日行いたいと思います。


注意点は、これらGRBLのクローンCNCは ソースコード ハードウェアが公開されていますが、製造元が、カスタマイズ(ほとんどの場合はX,Y,Z軸の方向や作業領域そして移動速度やスピンドルの回転PWMの既定値など)している場合があります。

ソースコードが添付されている場合は、config.hにそれらしい記述がありますから最新版のソースコードのconfig.hを比較しながら書き換えますが、添付が無い場合や公開されていない場合は、いきなり更新せずに現在の設定値をメモしておく必要があります。

これを怠るとが軸方向が逆になったり送りピッチが狂ったり加減速に不具合が出る可能性があります。ご注意ください。

「急がば廻れ」は名言かもしれない


作業手順としては

1) Arduino IDEの準備
2) GRBL 最新版の入手 GitHubより
3) 製造元によるカスタマイズされた設定値を確認
4) 確認した設定値をベースに最新版GRBLを書き換える
5) ビルド
6) 転送
7) バージョンと設定値を確認する





2020年5月8日金曜日

NanoVNA 保護ケース

VNAをご存知でしょうか?
vector network analyzerを略した呼び方で、すでにあちらこちらのサイトで取り上げられていますので詳細は割愛しますが、高周波回路、フィルタ、アンテナなどの自作や試作において強力なサポートツールになり得る測定器のことです。

これまでは高価なことから企業ならともかく個人やホビーストによる入手が困難でしたが、近年では電子デバイスの高機能高性能化か進み(モバイルフォンの恩恵) 非常に安価にしかも、そこそこの性能の製品がネット通販で入手できるようになりました。5k~6kJPY !!!!

試しに金属ケースの表記のある電磁ノイズ耐性のありそうな商品を入手しましたが、コストダウンなのか、ケース..特に側面が開放されている商品が多く、耐ノイズ性はともかく、側面からの導電性の異物混入による故障が懸念される構造です。

このためなにか金属ケースに格納することも考えたのですが、適当な金属ケースが手元になかったため急遽3Dプリンタでケースを作ってみました。

3Dプリンタによるケース自体は既にFree STLが公開されていて、今さら感がありますがいかがでしょう 笑


シェルは上下に分割されたモナカ構造で 材質はABSで 色はクリアとブラックのABSフィラメントが部品棚にありました。

うまくできたら頒布も考えています。


まずはファーストショットで引けや熱収縮によるキツさ下限や組み立て易さの様子を見てからですね。

2020年3月31日火曜日

これは屋外使用を前提としたパソコンラックです。 (フレームというべきか)









 オフィスでの使用を前提とした

ノートパソコンやデスクトップPCは、屋外で使用する場合は、突然の雨や雪、夜間の霜や露など使用環境が違いすぎてなかなか使用しにくいものです。

特に、電源の確保や夜間の露、風による砂塵どれもパソコンにとっては大敵です。

本製品は、汎用RVボックスに収めることで屋外環境に耐え、パソコンやバッテリ、周辺機器/器材をコンパクトに収納でき<
配線もあらかじめ済ませておくことで、配線などの面倒な準備作業もなく設置してすぐにパソコンを使用することができます。

現在の仕様は
 1)パソコン TOSHIBA EQUIUMシリーズ (Windows 10 64bit) SSD 480GByte
 2) バッテリ 40B19L  自動車用 メンテナンスフリー鉛バッテリ 12V
 3) DC-DCコンバータ  12V-->19V (5A) PC用
 4) DC/AC (正弦波インバータ) max 500W
 5)バッテリ充電器 AC100V 自動車用バッテリ充電器 トリクル充電可能
 6)シガーソケット 3口
 7)3極 ACコンセント サージプロテクタ付き 5 口(くち)
 8)USB GPS
 9)USB -Wifi アダプタ (WiMAX接続可)
 10)USB IRリモコン送信機 周辺機器操作用

上記をコンパクトに収納可能です。

フレームは鉄のLアングル 各ユニットは タイダウンベルトで固定しますので
ある程度自由度があります。

重いのでキャスターはつけてありますが バッテリやパソコンなど20kg近い重量がありますので、腰を痛めないよう注意してください。

当方は、天体観測時のオートガイドやその場でのスタック処理 天体の自動導入に使用しています。
一晩の観測はバッテリ動作が可能ですが上記の構成であれば充電しながらの使用も可能です。

 ノートPCを車中に置いて、Wifi接続しリモートデスクトップで観測と撮影のほぼすべての操作が可能です。快適です...が 自動導入時は鏡胴が三脚にあたる可能性もあるのでやめておいたほうが良いです。
導入スピードが速いと導入時に鏡胴が当たらないかヒヤヒヤします。 Hi

このラックは受注生産になり納期2か月ほどになります。

組み合わせる周辺機器は用途により変わりますのでお問い合わせください。
お問い合わせは service@palm-dreams.comまで


2019年2月19日火曜日

CNC レーザー加工機

PCB基板試作を自動化できないか試行錯誤した結果 Arduinoで動作するCNC加工機が導入しやすいという判断に至りました。

一般的に基板試作は、

1) 回路図作成
2) PCBパターン図作成
3) 焼き付け
4) エッチング または ミリング
5) ドリリング
6) PCB外形加工
7) 部品実装
大まかに上記の手順を踏むことになりますが
3)~6)の工程のほとんどをCNCによる加工で再現性の良い基板が試作できます。

ただし難点はCNC加工時のヘッドがレーザー光による場合とモータ・スピンドルによる切削や穴開けなど場合により加工ヘッドが異なります。

今回は試しにモーターヘッドにレーザー加工ヘッドを同時搭載可能なアタッチメントを3Dプリンタで試作してみました。
はてさてどうなることか..

2018年11月30日金曜日

Eマウント用 コマコレクタ レンズセル

赤外カットフィルターを外した一眼レフをニュートン式望遠鏡に取り付けると イメージセンサーが外気にさらされます。

そして風などで舞い上がった花粉、微細粉塵によりイメージセンサの表面に付着することになります。
適切なクリーニングでこれらは取り除くことができますが、根本的にカメラのイメージセンサを保護する方法として、コマコレクタと兼用した保護レンズをTマウントアダプタ内に装着できるレンズセルを3Dプリンタで造形してみました。

レンズはKENKO製 AC CLOSE-UP LENS No3,No4,No5 49.0s用です。
もともとは 接写用のクローズアップレンズですがこのレンズを流用することで、短焦点望遠鏡の特性として良く知られている周辺部の星像に現れる彗星の尾のような像(コマ収差)を点像に補正することができます。 コマコレクターレンズと呼ばれているようです。

材質は黒色ABSでマウントアダプタ内の内径が46mm以上あれば取り付けることができます。 樹脂製ですからタワミながらレンズを保持するのでレンズに不要な応力がかかりません。

クローズアップレンズは お手持ちの光学系にと組み合わせて調整する楽しみ方もありますね。

判りにくいですがイメージセンサーの前にレンズがあります。このためイメージセンサが直接外気にさらされません。




2018年11月22日木曜日

PCB基板試作用卓上CNC アクセサリ その四 PCB ドリル加工用アダプタ MABUCHI RS-380モーター用

CNCで加工する場合 PCBなど基板の穴加工にはφ0.4~1.5mmの極細ドリルでの加工がほとんどで、たくさんの穴加工を正確に行う必要があります。ピンヘッダーのコネクタ たとえばハーフピッチの千鳥 80Pとか...ボール盤での加工でも大変です。

卓上CNCはこれら極細ドリルを直接取り付けることはできないので 軸付ドリルを使用することになりますが軸付半月ドリルは存在しないようです。

そこでDCモーターRS-380モーターを取り付けることができるアダプタを作ってみました。

動作電圧は12Vではないので 途中にDC-DC変換小基板が必要ですが、使用してみるとそこそこいけます。

精度も高そうですしモーターは模型用ですから入手は容易で壊れても交換が簡単且つ低コストで運用できますし、ドリルも軸付より安価ですのでこちらも低コスト。

頒布予定ですのでこの機会にどうぞ..




2018年11月14日水曜日

PCB基板試作用卓上CNC アクセサリ その参 レーザーヘッドアダプタ

現在市販されているArduino ベースの卓上CNCには、エンドミルを使用した機械切削とレーザーヘッドを使用した熱による加工に二分されているようです。

今回はレーザー光による加工を行うための レーザーヘッドアダプタを作成しましたので紹介いたします。

今回はPCB基板のレーザーエッチングを可能にするため500-2000mWの出力を持つ赤色もしくは青色レーザなどレーザー加工を行える下限(しかし安価)のレーザーヘッドモジュールで、大手通販サイトでも取り扱いがあるようです。
仕様
1) レーザーモジュール径Φ12mm
2) 27x22x36mmのヒートシンク付き


また熱によるレーザーヘッドの寿命劣化対策として30mm角のFANを装着できます。
装着にはM3の樹脂スペーサを使用することを想定しています。

使用方法としてはCNC GRBLでは一般的な42Φのミリングモーターホルダに装着できます。モーター軸センターとレーザー軸センターは設計上は一致させていますが、3Dプリンタの造形精度に依存するのですが、0.2mm以内には収まっているはずです。

装着にあたっては、GRBL1.1の場合はモーター出力(PWM)と、レーザーヘッド出力はそれぞれの用途別のコネクタから出力されますから独立した配線が別途必要になります。




2018年11月12日月曜日

PCB基板試作用卓上CNC  その壱

CNCによる基板試作方法はすでに先駆者が残した沢山の情報がネット上にあり取捨選択に迷うほどですが、ここではそれらを土台にしていくつか改造を試みましたのでご紹介いたします。

そもそもPCB基板とは..

紙フェノール(ベークライト)やガラスエポキシ製の板に銅箔を貼り付けたものですが、回路の配線が基板上に配線することにより、組み立ての容易さ、品質の安定化、省スペース化などが現在でもその製造方法が日々進化しています。このようにPCB基板は量産化技術であるため、小ロット多品種生産には向かないのは現時点でも変わりません。
しかし現在では、卓上CNCの登場により、基板への銅箔配線の加工を再現性良く自動化することができるようになり小ロットの基板試作が容易になりました。


ということでE-CADに回路を入力すると、回路基板を<<安価に>>試作できる便利な世の中になったわけです。

..ということで一般的な組み立て使用方法に関してはすでに多数の良いサイトがありますからそちらを参照していただくとしてここでは基板CNC加工を行う上で必要になるArduino based CNCの改造ポイントを重点的に説明していきたいと思います。




ハード偏

CNCべースマシンは Grbl0.9-1.1 CNC-xxxxで ステージの広さにより 1610,2417,2418,3018,3020 バリエーションがありますが、どれも似たような構造で ミスミHFSアルミフレームと同形状のパイプを組み合わせて組み立てるタイプになります。

組み立て時の注意点としては、使用目的をPCBの銅パターン切削を行う場合を考慮するとはX-Y軸の水平面精度が0.1mm単位で必要ですので 定盤がベストですが一般家庭で定盤を所有しているのは稀でしょうから平らなテーブルできればガラス天板テーブルが必要になります。 また水平面に対するZ軸の平行精度も同様です。



フレームの直交、水平精度は重要ですから構造を良く確かめ精度を高める工夫が必要です。
特にアルミフレームの長さは両端面を突き当てて使用する部材などは長さを1/100mm程度まで追い込む追加工が必要になります。

キットの部品加工精度のバラツキはあるものとの前提で作業を進めます。
尚、金属製のL金尺 1/100mm ノギス マイクロメーター(シム制作に必要)はないと相当不便な思いをします。 シンワや世界のミツトヨ製が良いでしょう。




2018年11月9日金曜日

気象計測センサー 雨量計 その九センサー ノードコントローラ 「AMEWO-UART」回路 基板

気象センサー シリーズの 雨量計「雨ヲ君」対応の試作基板の設計が終わりました。

ミーリングまたはエッチングのあとパターンがくっつく(または切れる)とか穴が開け難いとか
れば若干パターン変更はあるかもしれませんが基本的にはこのままです。
汎用を狙いすぎて余計な端子名がありますが気にしないでください。

この基板では 雨量計「雨ヲ君」として動作させる場合は、T1,T7しか使用しません。

残りの端子は拡張性を持たせるため すべて端子として配線されていますが、保護回路も入っていませんので静電破壊やラッチアップ対策としてすべて5-10kΩ程度の抵抗で プルダウンかプルアップしてください。(プルアップ推奨) T(ターミナル端子)の部品穴を利用すると良いと思います。




発注している「生基板」さえ届けばすぐに制作に取り掛かります。

頒布予定の基板の情報は、

https://drive.google.com/open?id=1ZtVGZopA85Whbau-n7gfQ6bhVNiM7wpG

基板パターン

2018年7月25日水曜日

気象計測センサーその12 汎用ソーラー充電式電源 ポール 

センサーとノードコントローラが完成したのですが、実際に野外/屋外に設置するとなると
風雨に耐える電装ボックスと電源を確保しなくてはなりません。

今回ご紹介するのは

屋外設置の容易な汎用のソーラーバッテリ付きポールで、固い地面には向きませんが耕作地など地面の柔らかい場所なら簡単に設置できます。

実際にはこのポールに屋外用の電装ボックスを取り付けて気象観測センサー、無線送信機、などを収納し設置することになります。
電源は、安価で容量の大きな軽自動車用車載バッテリまで対応しています。


用途としては、

農作物被害の実態調査用の野生動物の撮影機材の設置

気象センサーの野外設置

アンテナの屋外設置

などを想定していますが ポール先端部を深く突き刺すと容易には倒れないため
キャンプ場などで ランタン設置ポール 、ラジオやトランシーバーのアンテナ設置にも使えます。






ラグチューキーパー Ragchew keeper rev4.3 復刻予定版 その⑤

 自動配線と ベタGND の配置が終わりました。 配線ルールは0.7mmです。 0.8mmでは自動配線が完了せずにジャンパーが数本残ってしまいました。 あとは削ってみてどうかといったところです。