5000系アルミ材のパーツや試作PCB Milling用の卓上CNCですが本格稼働を前に、CNC1310本体Firmwareと制御ソフトであるGRBLcontrol(candle)のバージョンアップを行いました。
まずは本体Firmwareから行います。
もともとは ArduinoベースのGRBL0.9jがインストールされていますが、これをGRBL1.1h
にバージョンアップします。
ちなみにこのリリース以前は1.1fでしたがなぜかこの1.1fには2017/2/1版と1.1fの重大バグを取り除いた? 2017/8/1版があるようで(ソースコード改変したなら バージョン変えるべきでは 笑...) 注意が必要です。
今回は1.1fは使用しないで1.1hに変更します。重大な不具合の修正とありますから適用しておいたほうがいいでしょう。更新後のリポートは後日行いたいと思います。
注意点は、これらGRBLのクローンCNCは ソースコード ハードウェアが公開されていますが、製造元が、カスタマイズ(ほとんどの場合はX,Y,Z軸の方向や作業領域そして移動速度やスピンドルの回転PWMの既定値など)している場合があります。
ソースコードが添付されている場合は、config.hにそれらしい記述がありますから最新版のソースコードのconfig.hを比較しながら書き換えますが、添付が無い場合や公開されていない場合は、いきなり更新せずに現在の設定値をメモしておく必要があります。
これを怠るとが軸方向が逆になったり送りピッチが狂ったり加減速に不具合が出る可能性があります。ご注意ください。
「急がば廻れ」は名言かもしれない
作業手順としては
1) Arduino IDEの準備
2) GRBL 最新版の入手 GitHubより
3) 製造元によるカスタマイズされた設定値を確認
4) 確認した設定値をベースに最新版GRBLを書き換える
5) ビルド
6) 転送
7) バージョンと設定値を確認する
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