特に東日本大震災で経験した一週間にも及ぶ停電も考慮すると低消費電力であることは必須項目になるわけです。
表示器やキー入力機能に関しては常時必要はないのですが、メンテナンスやロギングしたデータや現在値をその場で確認したい場合は必要になり、操作性や視認性も考慮すると大きな画面が必要になり、こちらも停電を考慮するとパソコンは使えません。
ということで上記を解決する方法を検討した結果もしかするとこの方法で実現できるかもしれません。
基本的にバッテリで動作し停電時でも動作し、記録するデータには正確なタイムスタンプを書き込めるようにRTC (Real Time Clock)を持たせ、時刻合わせは、無線LAN経由で、NICTのNTPサーバにアクセスし一週間に一度程度の頻度で日本標準時JSTとRTCを同期させます。ネットが寸断された場合は月差30秒程度の誤差になります。
各種センサーは、I2Cにより複数接続可能で拡張性があり、データを大容量のフラッシュメモリ16Gbyte(32G,64G)に蓄えます。
記録したデータは今やだれでも持っている可能性の高いスマホに転送します。
電源以外の主要な部品は左側のブレッドボードがほぼ全てで、右側の小さいブレッドボードは、現在開発中の「3軸地震計」です。
デバッグ環境として使用しているArduino Uno R3はAVR 8ピンマイコンの代用で、最終的には使用しません。
左側のブレッドボードにはSDカードとD3231 の載ったRTC基板があるだけです。
あれれ..表示器とキーボード、そしてメインコントローラはどこに?
ご心配はいりません。今回の主役はなんといっても左側のブレッドボードに乗っているSDカードでしょう..
あれがスマホに刺せない(microSDではないし)寸法の大きなただのメモリカード見えてしまっているそこのアナタ..
もう少ししたら「正体」を明かしましょう..
アレはただのSDカードではありません..
切手サイズのLinux.....
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