当初 パソコン+RTL-SDR の組み合わせで..と考えていましたが2017年の今なら超小型超低消費電力のRaspberry Piがあります♡
ということで大喰いのパソコンへのインストールは後回しにしてRaspberry Piへのインストールを行います。
これなら後でチューナー・サーバーとして常時稼働状態にしたとしても地球にも優しいしオサイフにも優しい。
では早速始めましょう。
1.インストール環境 準備
まず Raspberry Piを準備します。 ここは大手通販Ama〇onでもRSコンポーネンツでも取り扱いがありますから個人購入が可能です。現時点ではRaspberry Pi 3が最新版ですのでこちらをお勧めします。
次にOSを入手します。
OSは現時点で複数のOS たとえば Windows 10や携帯でおなじみのAndroidなども選べますが
ここでは、RTL-SDRチューナーソフトの実行できるオーソドックスなRaspbianを選びます。
これは Linuxのディストリビューションの一つであるdebianにRaspberry Pi用のドライバ類を実装したものです。
このOSはRaspberry Pi 本家サイトよりダウンロードします。
h ttps://www.raspberrypi.org/downloads/
ここでダウンロードするのは2017/9/7にリリースされたり Raspbianです。コードネームは「Stretch」 ストレッチですね。 一つ前の版 「Jessie= ジェシー」でも動作します。
ここで注意ですが、Raspbianには2種類(リリースといいます)あります。
一つはGUI(Windowsのようにマウスでグラフィカルな画面を使用した入力)が利用できるDESKTOP、
もう一つはCUI(DOSプロンプトみたいな画面でコマンドラインもしくはターミナルで操作します)のLiteです。
両社は一長一短があり、大きな違いは、操作方法とOSが4GのSDカードに収まるか収まらないかですが、今なら16GByte程度のSDも安価ですから操作がしやすくとっつきやすいDESKTOP版をダウンロードします。
Raspberry Pi + Linuxは初めてという方も多いと思いますが近年のRaspberry PiのOS環境は洗練されていて初心者の方に優しくなっています。(学校の教材に採用されています)
2.インストール
microSDカード SDHC class 10 8GB をご用意ください。 Raspberry Pi 公式ページによれば
Class 4以上なら可と記載がありますが読み書きが速いのでclass10程度が現時点なら性能/価格面でよいでしょう。
さていよいよOSをインストールするわけですがパソコンへのOSインストール(DOS-V PC へのCD/DVDによるインストール)とはすこし違います。
それは、すでにダウンロードしているOSのバイナリイメージを専用ツールを使いmicroSDに直接書き込む方法です。 つまり microSDがOSの格納先になります。
書き込みには、
便利な書き込みツール 「Win32 Disk Imager」を使います。
フラッシュメモリカードのイメージがそのまま読んだり書いたりできるツールです。Raspberry Pi 以外フラッシュメモリカードの丸ごと保存、リカバリができますからおすすめです。
これでOSのインストールは完了です。
次回はこのRaspbian StretchのインストールされたmicroSDをRaspberry Pi 2 または 3にインストールしRTL-SDRチューナーを自動起動する方法をご紹介いたします。
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