2017年10月21日土曜日
気象計測センサー 雨量計 その③
温度、湿度、気圧、重力加速度などはセンサー単体で計測できるため比較的簡単にモニタリングができますが、降雨計測は機械的な計測機構が必要であるため個人による電子記録はなかなか難しいのが現状です。
この降雨計測を簡単にしかも高い精度で直接計測できないかと考え転倒ます式の雨量計のセンサーメカを3Dプリンタで作ってみました。
動作の様子はyoutube https://youtu.be/S1JachuPInUにあります。
転倒ます式のバケットによる計量のバラツキは少なく (20㎣以下)、1/1000gが計れる電子はかりをお持ちであれば もう少し精度を高めることができます。
また転倒ます受け下部に計量アジャストスクリューがありますから現時点のメカ仕様で実測800-1400㎣の範囲で調整可能です。
転倒回数は反射式の光電センサーで検出しますから機械式リミットスイッチに見られる接点磨滅によるトラブルがありません。
これを塩化ビニール水道管 PVC-U JIS規格K6741 VU50に組み込み非常にコンパクトな構成になっています。
自宅周辺のゲリラ豪雨など局所的な降雨をモニタリングできるはずです。
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